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QOL RESEARCH TOPICS

研究概要

1. The 15D 日本語版の開発

15DはフィンランドのSintonen氏が開発した自記式の包括的な健康関連QOL尺度です。オリジナルは英語です。15領域(移動・視力・聴力・呼吸・睡眠・食事・話し・排泄・日常活動・精神機能・不快と症状・うつ・なやみ・活力・性活動)について、現在の健康状態をもっともよく表している回答を選択する形式です。健康状態の比較や治療・手術の効果を評価することを目的に、世界各国で使用されています。

日本語版は私たちの研究メンバーがガイドラインに従って翻訳しました。予備調査を経て、信頼性、妥当性の検証も実施しました。調査票をご覧になりたい方は、PLOS ONE, April 2013 | Volume 8 | Issue 4 | e61721のappendix fileをダウンロードして下さい(無料ダウンロード)。学術研究目的の利用をお考えの方は、岡本までご連絡下さい。

氏名 所属
岡本 希 奈良県立医科大学 地域健康医学教室
車谷 典男 奈良県立医科大学 地域健康医学教室
田中 優 奈良県立医科大学 麻酔科学教室
久繁 哲徳(プロジェクトマネージャー) 医療テクノロジー・アセスメント研究所

2. The KIDSCREEN 日本語版の開発

The KIDSCREENは、健康なあるいは慢性疾患を持った子ども達の包括的健康関連QOLを評価することを目的に、ドイツのUlrike Ravens-Sieberer氏が中心となり、ヨーロッパ13か国 (Austria, Czech Republic, France, Germany, Greece, Hungary, Ireland, Poland, Spain, Sweden, Switzerland, Netherland, UK)の研究者が共同プロジェクトで文化的な違いの調和を図りながら開発した調査票です。10000人以上の子ども達によりパイロットテストを実施した後、各国で約1800組の親子のデータによりnormative dataを作成し、信頼性、妥当性についても検証されています。

日本版は、私どもの研究グループが国際的ガイドラインに従って英語版質問紙を日本語に翻訳し作成しました。学術研究目的の利用をお考えの方は遠慮なく車谷まで、ご連絡ください。信頼性、妥当性の調査、検証も実施しています。
The KIDSCREENで主観的な健康状態を尋ねることにより、リスクのある子ども達を把握し、適切な早期介入を提案する手法の一つにすることを目的としています。疫学研究、小児科領域の研究、臨床研究に活用することができ、学校、病院、研究機関等のヘルスケアシステムの施設にて使用できます。

氏名 所属
根津 智子 奈良県立医科大学 地域健康医学教室
岡本 希 奈良県立医科大学 地域健康医学教室
車谷 典男 奈良県立医科大学 地域健康医学教室
岩坂 英巳 奈良教育大学 特別支援教育研究センター
石塚 理香 帝塚山大学 現代生活学部

3. The Hearing Handicap Inventory for the Elderly-Screening version (HHIE-S)

The HHIE-Sは、高齢者の難聴によるコミュニケーション障害を評価することを目的に、アメリカのVentry氏が開発した調査票で、日本語版は北里大学の佐野先生が作成されました。私たちは、このThe HHIE-Sを藤原京スタディで調査し、地域高齢者の聴覚的コミュニケーション障害が、生活の質(QOL)やうつ症状だけでなく、身体能力にも影響を及ぼしていることを明らかにしました。

氏名 所属
冨岡 公子 奈良県立医科大学 地域健康医学教室